箱根暮らしはいかが 町などが移住体験事業 改装の古民家で2週間 滞在中は地域案内や物件相談も

箱根町役場

 神奈川県箱根町と移住経験者らで作る移住支援グループ「ハコネステイル」は、6~11月に開催する移住体験「箱根トライアルステイ」の参加者を募集している。一組2週間の滞在で、定員は10組。8月下旬までに実施される5組分の応募は5月20日まで受け付ける。

 箱根への移住や二拠点生活を検討している人や家族が対象で、古民家を改装した「cotoha」(同町仙石原)で箱根の暮らしを体験する。費用は1組3万円で、滞在中はハコネステイルのメンバーが町を案内し、物件相談などにも応じる。

 町企画課によると、トライアルステイは今年で7回目。新型コロナウイルス禍でのテレワーク推進も伴い首都圏在住の30~40代をはじめ、需要が高まっている。昨年は定員10組に対して約10倍の応募があり、参加者のうち1組が移住を決めた。

 箱根トライアルステイのホームページからアンケートに回答して応募する。応募多数の場合は抽選。問い合わせは同課電話0460(85)9560。

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