山口茜が世界ランキング1位に返り咲き バドミントン女子シングルス

山口茜

 世界バドミントン連盟(BWF)は5月3日、アジア選手権の結果を反映した最新の世界ランキングを発表し、女子シングルス2位だった山口茜(福井・勝山高校出身、再春館製薬所)が戴資穎(たい・しえい)=台湾=を抜き、2019年9月16日付以来の1位に返り咲いた。

 世界ランキングは国際大会で獲得したポイントのうち、高い方から10大会分の合計で決定し、毎週更新される。

 山口は4月26日~5月1日にマニラで行われたアジア選手権で準優勝していた。累計10万9749ポイントとなり、20年3月16日付から世界ランキング1位を2年以上維持していた戴の10万8800ポイントを949ポイント上回った。

 山口は昨年12月の世界選手権で初優勝し、同月21日付ランキングで3位から2位に浮上。今年3月の全英オープンでも初優勝を果たし、ポイントを積み上げていた。

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