広島県三次市の夏の風物詩「鵜飼」で使うウミウ3羽が、捕獲事業をしている茨城県日立市から到着しました。
三次市粟屋町にある共同飼育場に到着したのは、体重およそ2キロの元気なウミウ3羽です。いずれも1歳未満の若鳥です。
鵜匠は、ウが人に慣れるようにぬるま湯を浴びせたり、のどを優しくなでたりして、茨城県からの長旅をねぎらっていました。
今後は、これまでに飼育しているウとのコミュニケーションや、病気やけがを防ぐための健康管理が重要になるということです。
三次鵜飼伝統文化振興会 鵜匠会長 日坂文吾さん
「元気な鳥が3羽も来て、この春の時期にすごく天気もいいし、心地よく迎え入れることができました。あまり無理をさせず、デビューの日をいつか作ってやろうかなと思っています」
これで、飼育しているのはウミウ13羽、カワウ8羽の合わせて21羽になりました。