「みどりの日」 広島市植物公園が無料開放 休日を満喫

4日は「みどりの日」。広島市の植物公園は無料開放され、多くの家族連れでにぎわいました。

広島市の植物公園です。毎年、みどりの日には無料で入園できます。

連日の晴天で順調に開花が進んだという園内の花たち…。中でも今、見ごろを迎えているのがマメ科の「ヒスイカズラ」です。宝石のヒスイを思わせる鮮やかな青緑色と、オウムのくちばしの形が来園者の注目を集めていました。

風に揺れている淡い青色の小さな花は、ムラサキ科の「ネモフィラ」です。一面に咲き誇るネモフィラの前では家族連れが記念撮影を楽しんでいました。

RCC

訪れた人
「毎年、みどりの日を狙ってきて。ネモフィラのちょうど時期がよかったので」

ボランティアによる木工教室も開かれ、子どもたちが熱心に作品作りに取り組んでいました。園内のポイントをめぐって問題に答える恒例のクイズラリーも実施され、参加者には花の苗が贈られました。

クイズラリーに参加した子ども
「いろんなところにまわれて、知らなかったことを知れて、よかった。マリーゴールド、植木鉢に植え替えて大切に育てたい」

広島市植物公園 大矢祐一郎技師
「みどりの日ということで、より多くの人に植物を楽しんでいただけるよう無料開放している。花の時期は移り変わりながらピークを迎えるので、GW期間中も期間後も植物園に来て楽しんでもらいたい」

RCC

広島市植物公園には、約4000人が訪れたということです。

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