春を告げる光の共演 3年ぶりに艸原祭 妙高市いもり池

 今年で45回目となった「艸原祭(そうげんさい)」のメーンイベントが3日夜、妙高市のいもり池周辺で行われた。「艸」の火文字が妙高山(2454メートル)の中腹に浮かび上がるとともに、花火やスカイランタンで彩られた。

 同祭実行委員会の主催。妙高高原地域に春の訪れを告げるもので、過去2年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため3年ぶり。訪れた多くの人が湖畔の遊歩道やビジターセンター内から見入っていた。

 光の共演に、あちらこちらから「きれい」と声が上がった。

 スカイランタンは今年、初めて実施された。約100個が一斉に遊歩道から舞い、願いを託す親子らの姿があった。

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