UEFAチャンピオンズリーグの準決勝2ndレグの2試合目、レアル・マドリー対マンチェスター・シティの試合が行われた。
1stレグではマンチェスター・シティが4-3と勝利を収めていたこの試合、レアル・マドリーとしては少なくとも2点差での勝利が必要だった。
しかし先手を取ったのはアウェイに乗り込んだマンチェスター・シティ。後半に入ってから28分、ベルナルド・シウヴァのお膳立てからリヤド・マフレズがワンタッチシュートを決めた。
これによって3ゴールが必要な状況となったレアル・マドリーは絶体絶命の立場に。もはやこれまでか…と思われた試合終了間際、なんと状況は一気に動いた。
90分にカマヴィンガからのロングボールをベンゼマが折り返し、それをロドリゴが押し込んで同点に追いつく。
しかしさらに1点が必要…となった次の瞬間、今度は右サイドからのクロスをまたもロドリゴがヘッドで叩き、2-1と2試合合計でもタイスコアに持ち込んだ。
しかもさらに延長前半が開始してまもなくペナルティキックを獲得すると、カリム・ベンゼマがそれを決めて3-1。絶体絶命の状況からあっという間に逆転を果たしたのである。
そして試合は3-1で終了。レアル・マドリーがこれでUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出を決め、欧州の頂点を賭けてリヴァプールと対戦することになった。
なお、決勝戦については5月22日に開催される。会場はフランスのパリにあるスタッド・ドゥ・フランスだ。