「ミライon図書館」100万人達成 大村の家族に記念品

くす玉割りなどで節目を祝った来館者100万人の記念セレモニー=大村市、ミライon図書館

 ミライon図書館(大村市東本町)の入館者が4日、100万人を達成。100万人目となった大村市坂口町の公務員、坂本幸一さん(35)ら家族5人に花束や記念品が贈られた。
 同館は全国2例目の県市一体型図書館として2019年10月に開館した。蔵書数は約130万冊(うち開架30万冊)で、収蔵能力は202万冊。来館者は1日平均1200~1300人に上り、土日は2千人超になる日もあるという。
 記念セレモニーには池田浩館長や園田裕史市長らが出席し、くす玉を割り節目を祝った。坂本さん家族は児童書のコーナーをよく利用しているといい「これからも子どもの成長に合わせ、さまざまな本を借りていきたい」と話した。
 池田館長は「今後も県民の財産である蔵書を活用してもらうとともに、いろんな人をつなぐ学びの場にしていければ」と述べた。
 サッカーJ2、V・ファーレン長崎のクラブマスコット「ヴィヴィくん」が1日館長に就任。「ぼくもごほんだいすきです」とアピールし、来館者の出迎えや本の貸し出し業務に励んでいた。

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