こどもの日楽しんで 児童養護施設に釜飯などを寄贈

児童養護施設の子どもたちにプレゼントされたかぶとを飾った釜飯

 【宇都宮】きょう5日はこどもの日。児童養護施設の子どもたちに、季節を感じ、こどもの日を楽しんでもらおうと、睦町の児童養護施設「きずな」に4日、和食店「中村庵(あん)」などを経営する中村邦彦(なかむらくにひこ)さん(53)=富士見が丘1丁目=らが、折り紙のかぶとを飾った釜飯52食などを寄贈した。

 「子どもたちに笑顔を」と、2010年から毎年、この時季やクリスマス、卒業シーズンなどにケーキやおもちゃをプレゼント。今回は「おいしいウナギの釜飯を食べて、元気にこどもの日を迎えてほしい」と、前日に訪れた。

 1日早いプレゼントに子どもたちは大喜び。中村さんらと一緒に折ったかぶとをかぶって遊ぶなどして交流。夕食で釜飯に舌鼓を打ち、季節感を味わった。

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