コロナ禍で苦境のホテル 大型連休 連日の満室状態 広島

コロナ禍で苦境が続いた広島市のホテルは、大型連休は連日、ほぼ満室の状態となっています。

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広島市南区にあるグランドプリンスホテル広島は、2年前の「緊急事態宣言」によって初めて休業しました。そして、感染の拡大によって、これまで4度の臨時休業を余儀なくされました。

行動制限がないことしのゴールデンウィークは連日、ほぼ満室状態が続いています。

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グランドプリンスホテル広島 弓手理史アシスタントマネジャー
「ことしのゴールデンウィークは去年のおよそ3.5倍の宿泊客となっています。」

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予約は、感染の状況に大きく影響を受けたようです。

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弓手理史アシスタントマネジャー
「この直近1か月、もしくは1週間・2週間ぐらいで予約数がぐっと伸びたと感じている。」

先月は、県民向けの割引制度の利用もあって、広島県内の宿泊客が半数を占めましたが、ゴールデンウィークに入ってからは6割以上が県外からの宿泊客になったそうです。

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こちらの家族は、2年ぶりの家族旅行ということです。

鳥取から訪れた家族
「常に旅行に行きたいと思っていて。落ち着いたし、行こうかなと。(旅行は)あすまで。仕事があるので、パッと来て、パッと遊んで、パッと帰ります。」

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グランドプリンスホテル広島は、アカデミー賞を受賞した映画「ドライブ・マイ・カー」のロケ地にもなっていて、関連のツアーを企画したことも集客につながっているということです。

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