劇的的な幕切れに落胆のグアルディオラ監督…アンチェロッティ監督は選手を称賛

 劇的展開で決着となったジョゼップ・グアルディオラ監督とカルロ・アンチェロッティ監督の両指揮官がコメントを残している。

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 UEFAチャンピオンズリーグ準決勝で激突したマンチェスター・シティとレアル・マドリードは、1stレグを4-3でシチズンズが勝利。すると2ndレグでレアルは驚異的な反撃を見せ、90分と後半アディショナルタイムに得点して延長戦に持ち込み、カリム・ベンゼマのPK弾で2戦合計6-5で劇的な逆転勝利を収めた。2年連続CL決勝進出が目前で絶たれたグアルディオラ監督は、「厳しい結果だった。あと一歩だったんだ」と落胆の色を露わにしている。

「前半は自分達のプレーを見つけることができたが、残念ながらゴールを決めることができなかった。選手たちは全てを出し切ったんだ。この結果はレアルの選手たちには良い影響を与えるだろうが、私たちにはどうだろう。彼らが得点するまでそれほど苦しんでいなかったが、その後はベストなプレーができなかった」。

 また決勝進出を決めたレアルは、2018年に勝利したリバプールと激突に。決勝の地パリでは1981年にも同カードが実現しており、アンチェロッティ監督は「決着は終了間際についたが、私たちは最後の力を振り絞ることができた」と準決勝を回顧した。「強いライバルといい試合ができた。同点に追い付いたことで延長戦ではアドバンテージを作ることができた。この展開に慣れているとは言えないが、今夜のようなことはチェルシー戦でもPSG戦でもあった。パリでもう一つ偉大なチームと対戦できるのを嬉しく思う。サッカー界にとって素晴らしいゲームになるだろう」。

劇的な幕切れに両指揮官がコメント残す Photo Quality Sport Images

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