世界で活躍する女性起業家育成へ 横浜市がプログラム 高校生も対象

横浜市庁舎

 横浜市は、米国シリコンバレーで実績のある団体と連携し、スタートアップ拠点「YOXO(ヨクゾ)BOX」などで女子高生や女性のための起業家育成プログラムを実施する。市はこれまでも女性の起業を支援してきたが、このプログラムで海外で活躍する女性起業家の育成を目指す。

 団体は2013年に米国で創業され、日本では一般社団法人化した「Women‘s Startup Lab Impact Foundation Japan」(堀江愛利代表)。「アメリアス」の名で活動している。今回は、堀江代表の世界的なネットワークや米国での起業支援の実績をベースに構成したプログラムを展開する。

 概要は(1)市内在住・在学の女子高生を対象にした起業体験プログラム(6月12日~7月17日の全5回、受講料3300円、定員50人)(2)起業に興味のある女性を対象にした「はじめての起業プログラム」(6月14日~7月24日の全5回、一部東京会場、5500円、10人)(3)女性起業家向けプログラム(7月22~25日の全4回、いずれも東京会場、1万1千円、3人)―の3種類。

 (1)(2)は5月31日、(3)は6月30日の締め切りだが、定員になり次第終了。申し込みは、問い合わせフォーム(https://airtable.com/shruZ8byvDEipxg1H)へ。

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