きょう6日(金)は暑いエリアが北日本にも広がり、全国的に汗ばむ陽気となる。東北でも30℃以上の真夏日になる所があり、季節先取りの暑さとなりそうだ。天気は晴れる所が多いが、すでに梅雨入りしている沖縄周辺では午前中を中心に雨となる見通し。
◆北日本でも半袖の暑さ 30℃以上の真夏日も
きょうも広く高気圧に覆われるため、晴れる所が多く、日中は全国的に半袖の暑さとなりそうだ。日差しや山越えの南風によるフェーン現象などの影響で、特に日本海側を中心に気温が高くなる見込み。最高気温は軒並み25℃を超える予想で、30℃以上の真夏日になる所もありそうだ。
予想最高気温は横手(秋田)と豊岡(兵庫)で30℃、弘前(青森)、山形、福島などで29℃、北見(北海道)、宮古(岩手)、長野、福井、舞鶴(京都)、松江、鳥取などで28℃。また、大阪では27℃、東京、名古屋では26℃予想で、札幌でも25℃まで上がって、今年はじめての夏日となる見通し。まだ暑さに慣れていない時季であるため、熱中症には十分な注意が必要となる。
◆沖縄周辺はスッキリしない天気
午前5時現在、沖縄や奄美付近には前線に伴うまとまった雨雲がみられる。
沖縄や奄美の雨は午前中が中心となるが、午後も雲の多い空模様は続く見通し。また、風がやや強く吹くため、強風や高波に注意が必要だ。
(気象予報士・多胡安那)