大谷翔平7回無失点の快投で今季3勝目 エンゼルスは終盤の猛攻で快勝

【エンゼルス8-0レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

エンゼルスは今季5度目の先発登板となった大谷翔平が7回99球を投げて被安打6、奪三振11、与四球0、失点0という素晴らしいピッチングを披露。打線は6回まで無得点に抑えられたものの、試合終盤の猛攻で8点を奪い、レッドソックスに8対0で快勝した。好投した大谷は今季3勝目をマークし、開幕2連敗のあとに3連勝(防御率3.08)。レッドソックス2番手のタナー・ハウクが今季2敗目(2勝)を喫した。

レッドソックス先発のリッチ・ヒルからわずか1安打しか打てなかったエンゼルスだが、試合終盤に打線が活性化。7回表にジャレッド・ウォルシュの4号2ランで先制すると、8回表にはデービッド・フレッチャー、大谷、ウォルシュのタイムリーなどで5点を追加し、9回表にブランドン・マーシュがダメ押しの3号ソロを放った。大谷降板後は2番手のマイク・マイヤーズが2回無失点の好リリーフ。完封リレーを完成させた。

大谷は振り逃げを含む三者連続三振のスタートとなり、3回裏二死1・2塁のピンチではJ・D・マルティネスを空振り三振。三者凡退のイニングは4回裏だけだったが、ストライク率81.8%という安定感抜群のピッチングで要所を締め、レッドソックス打線に得点を許さなかった。また、29度の空振りを奪い、自己最多を更新。打撃では4回表にヒルからチーム唯一となるヒット、8回表に左翼フェンス直撃のタイムリーヒットを放ち、4打数2安打1打点の活躍を見せた(打率.240、OPS.695)。

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