福井県内外の愛好家が往年の名車を展示する第13回福井クラシックカーミーティング(福井新聞社後援)が5月5日、福井市の県産業会館で開かれた。「だるま」の愛称で親しまれたトヨタ「セリカ1600GT」(1971年)など、70~90年代の国産車を中心に約120台が並び、来場者を楽しませた。
NPO法人「福井クラシックカー協会」が主催。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。
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「ベレG」と呼ばれた、いすゞ「ベレット1600GT」(70年)を披露したのは、鯖江市の男性(63)。「父が乗っていた車でどうしても欲しかった」と8年前に購入。「(ベレGの)形、内装全てが気に入っている。車の趣味だけ、おやじと一緒」と笑っていた。
このほか、トヨタの「パブリカ」、ドアがないユニークな外観のホンダの初代「バモス」なども目を引いていた。車のパーツや雑貨などのチャリティーオークションもあり、収益は県内の児童福祉施設などに寄付する。