【和歌山県紀の川市・しごと暮らし体験(求人あり)】直売所の運営や農家の支援を行う「紀ノ川農協」。地域の“農業”と“暮らし”を守り続ける仕事に触れる。

和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが

「わかやま しごと・暮らし体験」です。

利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、

周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、

移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。

紀ノ川農業協同組合

和歌山県北部にある紀の川市は、県内でも随一の農業生産高を誇ります。自然が豊かで、大阪市へのアクセスも良いことから、人気を集める街です。

そんな街で運営する紀ノ川農業協同組合(以下、紀ノ川農協)は和歌山県全域をエリアとし、販売に特化した農協として知られています。

1983年の設立以降、産直事業を中心に活動を展開。生協との連携をはじめ、ファーマーズマーケット紀ノ川 ふうの丘直売所の運営など、様々な取り組みを通して地域の農業と暮らしを守り続けています。

現在は、新規就農者を育成する就農支援のほか、高齢農家さんや地域のサポートなど幅広く活動を実施。対象地区は紀の川市を中心とした紀北地域に加え、南は日高川町・古座川までの和歌山全域に広がっています。

2018年に結成された援農ボランティアグループ 紀ノ川農縁隊では、都市や農業をされていない地域の方に農業の現状を知っていただき、一緒に地域に関わっていただくことでいつか移住したり、農業に関わってくれる方が増えて、より深い関係作りができればという思いからはじめました。

都市から来られるボランティアの方と交流することにより、農家も地域のよさを再発見するきっかけになり、自分の仕事に対する誇りにもつながっています。「今後はIT技術などを活用した、さらなるサポートも行っていきたい」と組合長の宇田篤弘さん。

また、地域のサポートとして、スタッフが紀の川市内と古座川町内の4つの地域の地域づくりにも携わっています。その地域に住む組合員だけでなく、そのほかの地域の人ともコミュニケーションを図りながら、農地と人の問題の解決に取り組んでいます。

今回体験できる内容

紀ノ川農協では総合職の社員を募集しています。そのため、今回は総合職の業務の一部を体験していただきます。

生産管理や販売・営業、現場の加工や荷造り、経理、総務など多岐に渡る業務を担うことになりますが、体験内容は当日の業務スケジュールや参加者のスキルなどによって変動します。

スタッフの方について業務のサポートをすることがメインになるので、難しく考える必要はありません。この機会に、働き方や仕事のやりがいなど、気になることがあれば、積極的に質問してみてはいかがでしょうか。

求人・会社情報

紀ノ川農協は、地域の協同を大切にして自然と共生し、平和で豊かな“持続可能な社会”と農家の経営安定、暮らしの向上を目指すことを理念としています。主な特徴は以下の通りです。

①品質保証システムで安心安全「環境にやさしい農業」をめざします
②農作業体験や交流を通じて農村と都市をつないでいきます
③新規就農者を育成します
④直売所「ふうの丘」・地元スーパーの「インショップ」など、地産地消を進めます。

そんな思いをもとに、組合員である農家さんと、販売先となる企業との間を取り持つ役割を果たすことが大きな仕事となります。

野菜や果物など生ものを相手にするため、時には収穫量不足やその反対など想定外の事態が起こることも。そのような事態に遭っても、ストレスを感じずに楽しめるような方にはぴったりの仕事と言えそうです。体験を通して、農家を支えるお仕事の魅力を確かめてみてください。



体験スケジュール

1日目(13:00~17:00)1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.紀ノ川農協の仕事の説明
・会社説明
・業務の流れ
3.仕事のお手伝い
※当日のスケジュールによって変動します

__2日目(9:00~17:00)
__1\.仕事のお手伝い
※当日のスケジュールによって変動します

__3日目(9:00~15:00)
__ 1\.仕事のお手伝い
※当日のスケジュールによって変動します
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答

補足事項

宿 泊 場 所 :近隣宿泊施設

>>お申込みはコチラ<<

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