先月20日、広島・福山市にある空き家に火をつけて全焼させたとして、近くに住む男が、放火の疑いで送検されました。
非現住建造物等放火の疑いで6日、送検されたのは、福山市多治米町の作業員・橋下政史容疑者（47）です。
警察によりますと、橋下容疑者は、先月20日の午後8時半ごろ、福山市多治米町の空き家に侵入して火をつけ、全焼させた疑いがもたれています。
4日の午後11時ごろ、空き家の近くで不審な行動をしていた橋下容疑者に警察官が職務質問したところ、先月20日に火をつけたことを認めたということです。
現場には複数の空き家がありますが、先月は19日と23日、さらに30日にも放火とみられる火事が発生していました。
調べに対して橋下容疑者は、20日の火事について「間違いない」と容疑を認めているということで、警察は、ほか3件の不審火との関連も調べています。
