免許皆伝! 子どもたちが“忍者修行”に挑戦 諫早公園、約150人参加

スポンジ製の刀でチャンバラを楽しむ参加者=諫早市高城町、諫早公園

 子どもの日の5日、長崎県諫早市で子ども大会があり、市内外から集まった小中学生ら約150人が、忍者を目指して修行ゲームを楽しんだ。
 市内各地の子ども会でつくる市子ども会育成連合会(北御門長蔵会長)が、子どもの健全育成などを目的に毎年開き57回目。今年は、芸術や歴史を楽しく学ぶ「美歴こどもWEEK」(市美術・歴史館主催)の協賛イベントの一つとして開いた。
 会場の諫早公園は、戦国時代、伊佐早地方(現在の同市)を統一した西郷尚善が地形を利用して山城を築いた歴史がある。参加者は、城跡の風情が残る公園内で、手裏剣投げや水面渡り、チャンバラなど七つの修行に挑戦。修行が終わり、地図が描かれた巻物に免許皆伝のはんこが押されると、うれしそうに受け取っていた。
 市立西諫早小3年の北尾結華子さん(8)は「刀を持つのが楽しく、免許皆伝で忍者になったんだなと思った。これからいろいろなことに気合を入れて挑戦していきたい」と話した。


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