記者の上越推しスポット〈9〉北越急行ほくほく線 停車駅で多彩な催し

 今年は、ほくほく線(南魚沼市六日町―上越市犀潟駅間)開業25周年。節目を記念したさまざまな企画はもとより、開幕した「越後妻有 大地の芸術祭 2022」(4月29日~11月13日)を楽しみたい人にイチオシ。上越地域から越後妻有方面への旅も魅力的だ。

 25周年事業のキックオフイベントとして3月21日に十日町駅で開かれた「ほくほくまつり」では、同日からスタートした「コンコースマルシェ」などが人気を集めた。

 コンコースマルシェは同駅を会場に月1回のペースで、毎回コンセプトを変えて実施。初回はほくほく線にちなんだ雑貨などが並び、5月(同15日実施予定)は絵本やおもちゃなどの予定。沿線地域の住民らがつくりあげる駅マルシェで今後もにぎわいそうだ。

3月から月に1回のペースで行われている「コンコースマルシェ」。コンセプトは月替わりで、沿線地域の住民らが盛り上げている(3月21日、十日町駅)

 トンネル内にホームがある美佐島駅では、大地の芸術祭の期間中、アート作品「JIKU ♯013 HOKUHOKU―LINE」が公開されている。「地域を光でつなぐインスタレーション」で、真っすぐ延びるトンネルが音と同期して照らされる体験型の展示が楽しめる。

 コンコースマルシェや美佐島駅のアート作品鑑賞などの詳細は、ほくほく線ホームページで紹介されている。

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