矢作兼、暴力的だが良い先生という考えについて「愛情があるから叩くっておかしいだろ」

5日深夜放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(TSBラジオ)で、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が、自身たちの世代でよく言われた、体罰をする教師に愛情があるという考えに疑問をなげかけた。

番組では、小木博明が小学生のとき朝礼で教師にビンタをされ、鼓膜が破れた話をしていた。

小木はその教師を「結構暴力的な先生で、良い先生だったんだけどね」と評したが、その“良い先生”という言葉に引っかかった矢作は「これって俺たちは洗脳されてる世代なのかな(笑)」と話した。

さらに矢作は「なんか俺たちだと通じるよな」と“暴力的だけど良い先生”という言い方について言及し、「愛情でやってくれてんだって言うけど、それも俺たちそういう風に教え込まれただけで、愛情あるやつは叩かないんだってそんなに。だって朝礼のとき、ふざけててだよ‥愛情があるから思いっきり叩くっておかしいだろ(笑)」とツッコミを入れたのだった。

朝礼など大勢が集まる場で体罰をするのは、そもそも見せしめの意味もあると矢作は指摘し「恐怖政治だよね。だから愛情でもなんでもないんだよ、やっぱり。愛のムチみたいなね、愛情があるからこそ、あの先生は殴ったんだっていうけど、あれ嘘だな。洗脳されてんだよ俺たちの世代は」と断言したのだった。

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