F1 Topic:コロナ禍で不測の事態に備えるFIA。万が一の際はハービー・ブラッシュがレースディレクターに

 2022年の開幕戦からF1のレースディレクターを務めてきたニールス・ヴィティヒが、今週末の第5戦マイアミGPでも、引き続きその職を続けることが明らかになった。

 ブラッシュは、前任のマイケル・マシの前にレースディレクターだったチャーリー・ホワイティングとともに、長年F1のレースをコントロールしてきた重鎮。マイアミGPの木曜日に行っていたコース下見も、万が一に備えてか、ヴィティヒとブラッシュは、数十メートルの間隔をあけて、別のグループとともに歩いていた。

長年F1を支えてきたブラッシュ(左)。中央はF1のチーフテクニカルオフィサーを務めるパット・シモンズ
左端で手を上げているのがレースディレクターのニールス・ヴィティヒ

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