ありあけ、横浜出身の幕内・荒篤山関に化粧まわし ハーバーのパッケージの客船モチーフ

堀越社長(右)から荒篤山関に贈られた化粧まわし(ありあけ提供)

 菓子製造販売の「ありあけ」(横浜市中区)は、横浜出身としては30年ぶり6人目の幕内力士となった荒篤山(こうとくざん)関(荒汐部屋、東前頭17枚目)に、化粧まわしを贈呈した。

 3月場所で新入幕を果たしたお祝い。デザインは、「ありあけハーバー」のパッケージとして長年使われているイラストレーターの故・柳原良平さんが描いた世界的な客船をそのまま採用。背景は荒篤山関が好きな明るい青色にした。

 贈呈式で荒篤山関は8日に始まる場所を踏まえ「東京場所なので土俵入りで締めて勝ち越し、さらに応援してもらえるよう頑張ります」と抱負を語り、堀越隆宏社長は「ひたむきに努力され入門から12年半かけて幕内に入られたことに思いを重ねています」とたたえた。

© 株式会社神奈川新聞社