沖縄歴史教育研究会は6日、県内の公立高校2年生を対象に実施した「琉球・沖縄歴史に関する高校生の知識・意識アンケート」の結果を発表した。沖縄が日本に復帰した日を問う設問の正答率は22％だった。「1972年4月1日～8月31日」の間の日付を選ばせたが、正答率は低かった。
調査は5年ごとに実施。今回からスマートフォンなどを使ってインターネット上で回答させた。調査期間は1～3月、48校から1491人が回答した。
日本復帰の日を問う設問について、前回の2017年度調査は4択からの選択方法で、正答率は47％だった。選択肢があったために正答につながったとみられることから、今回は選択方式をやめた。
（嘉数陽、吉田早希）
