空気階段・鈴木もぐらが新感覚グルメドラマ「歯無しのグルメ」で主演

TBSほかでは5月28日の「土曜☆ブレイク枠」で、空気階段の鈴木もぐらが主演を務めるドラマ「歯無しのグルメ~噛まずにとろける美味い店~」(午後2:00)を放送。鈴木は「視聴者の皆さんには、“グルメ”の見たことのない領域をお見せできると思います。“月の裏側”とでも言いますか、あなたの新たな扉をこのドラマで開けてください」とアピールしている。

近年「飲むチーズケーキ」や「飲むプリン」が相次いで販売され、柔らかいグルメがブームを起こしている。同番組は、そんな歯がなくても食べられる柔らかくておいしいグルメを食べている姿を描く、オムニバス形式の新感覚ドラマだ。本作がドラマ初主演となる鈴木の演技力は以前から高く評価されており、テレビドラマや映画にも数多く出演してきた。相方の水川かたまりも、同局のドラマ「妻、小学生になる。」にサプライズ出演するなど、演技には定評のある空気階段の2人。本作には水川も脇役で登場することが決まっている。鈴木の演技力を最大限に生かした“ハードボイルド”な演出にも注目だ。

「歯無しのグルメ」というタイトルの本作だが、主演の鈴木もほぼ虫歯で6~7本奥歯がないと公言している。そんな鈴木は、本作で本人役を演じ、グルメのおいしさを“心の声”で解説。歯がいらないほど柔らかくておいしいグルメに舌鼓を打つ。また、番組公式Twitter(https://twitter.com/hanashi_gurume)では、鈴木のサイン入り割り箸をプレゼントする企画も実施される。

鈴木は「このオファーが来た当初、『歯無しのグルメ』と聞いて、一体何の番組かっていうのが分からなかったんですね。ドラマなのかバラエティーなのか。でも“そんなもんどっちでもいいか”って結論に至りましたね。結局、歯があるかないかが大事なんで、“関係ねえよな”って気持ちです。やっぱり人間、飯を食うために生まれてきたって一個の答えがあるんで…“グルメ”っていうのはつまり“生まれてきた理由”になるんじゃないですかね。今回のドラマは“演じる”というよりかは、あるがままを切り取ってもらえればと思いますね。演じるとどうしても、歯があるように見えちゃうかもしれないので、そのせめぎ合い…“戦い”ですね」と新ジャンルの作品に出演する心境を語る。

そして、「ちなみに“俳優”鈴木もぐらとしての今後の目標は、広末涼子さんとの共演ですかね。私みたいな人間は『クレアラシル世代』なんでね。相方のかたまりには、セリフをかんだりふざけたりせず、ちゃんと役目を全うしてほしいですね。ドラマの雰囲気を壊されないように私も頑張ります」と意欲を燃やす。

また、現在の歯の状態は「“悪い”ですね。穴だらけです。穴だらけの黒い感じ」だそうで、「しかし人間、今存在する歯のうち一番奥にあるのが“奥歯”になるんですよ。“これより外側にあった歯はいらなかったな”って感覚になります。もし、前歯しかない人がいればそのうち一番外にある歯が“奥歯”になる、ってことですね。だから今正直、歯医者さんに行くのは怖いですね。お手柔らかにお願いします。本当に手を上げたら止めてください」と話している。

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