茅ケ崎の浜降祭、コロナの影響で3年連続中止 アロハマーケットは開催へ

2018年に行われた「浜降祭」(資料写真)

 茅ケ崎市は、市の4大イベントの一つ「浜降祭」を今年も中止すると明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ判断した。

 同市内と寒川町の34神社から39基の神輿(みこし)が集結する祭りは「暁の祭典」とも呼ばれ、県の無形民俗文化財に指定されている。例年7月の「海の日」に行ってきたが、3年連続で中止となった。

 一方、市を代表するイベント「茅ケ崎アロハマーケット」は14、15の両日、茅ケ崎公園野球場周辺で3年ぶりに開催する。例年、夏本番前の5月にハワイの雰囲気を感じてもらおうと企画された催しで、フラダンスのステージやワークショップなどが実施されている。コロナ禍前の2019年には約4万3千人が訪れたという。

© 株式会社神奈川新聞社