障害者差別発言のプロゲーマーに所属リーグも処分発表 チームにも追加処分検討

オンラインゲーム「PUBG MOBILE」のプロリーグ「PUBF MOBILE JAPAN LEAGUE(PMJL)」を運営するeスポーツリーグ「X―MOMENT」は7日、公式サイトで、障害者に対する不適切発言が発覚したプロゲーマー・SaRa選手についての処分を発表した。

サイトでは「PMJL所属選手による発言が禁止行為に抵触していることが確認されました。対象チームに対し、下記のペナルティが与えられたことをご報告いたします」と発表。SaRa選手と、所属先チームのREJECTに対し、「当該選手の2022年12月末までの試合出場停止」の処分を科した。

その上で「今回の事態を引き起こしてしまったことについては、リーグとしてもあってはならないことであり、重く受け止めるべきと痛感しております。全チーム・全選手に対しての研修・啓発を徹底し、再発防止に努めてまいります」と謝罪。なお、チームに対する措置に関しては別途協議中となりますので、確定次第ご報告いたします」とした。

SaRa選手は今月1日のゲーム配信中、障害者を差別するような発言を行った。これを受け、REJECTは2日に謝罪。「重大なコンプライアンス違反」として、12月末までの選手活動停止、当該期間の選手報酬全額カット、社会貢献活動への参加の処分を明かした。SaRa選手も同日、ツイッターで「僕の発言は決して許されないものであり、重く受け止めています」などと謝罪していた。

(よろず~ニュース編集部)

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