被爆樹木を素材に使った「パンフルート」によるコンサートが広島市で開かれました。
被爆樹木のパンフルートを演奏したのは千田小学校の児童や卒業生が所属する「千田パンフルート合唱隊」の21人です。
この合唱隊は、7年前から被爆樹木「カイヅカイブキ」で作られたパンフルートを演奏して、被爆地ヒロシマへの思いを伝える活動をしています。
メンバーが演奏したのは「つばさをください」や「AmazingGrace」など8曲です。
今回のコンサートは中学生メンバーの南里尚拓さんらが開催を提案しました。
南里尚拓さん
「ウクライナ情勢もあって、僕たちは平和を発信するためにできた団体なのに、今なにもしなくていいのかと思ったので、みんなでやろうとなりました」
千田パンフルート合唱隊では、音楽による平和へのメッセージをSNSなどを使って世界へ発信したいと話しています。