【新型コロナ】沖縄県の新規感染者数2375人で過去最多 東京も26日ぶりに前週比増加

沖縄県は7日、この日に新たに判明した県内の新型コロナウイルスの感染者が2375人だったと発表した。今年1月に記録した第6波の1876人を上回って過去最多となった。またこの日の東京都の新規感染者数も26日ぶりに前週比を上回っており、ゴールデンウィークにともなう人流増加が影響を与えている可能性がある。

九州で再び増加傾向か 鹿児島では過去2番目

 沖縄県がこの日発表した新規感染者数は2375人で、前日の1398人を大幅に上回っただけでなく、今年1月15日に記録した過去最多の1826人をも大幅に更新した。沖縄県ではコロナ禍で初めての行動制限のない大型連休を迎え、国内各地から観光客が多く現地入りしており、人流増加の影響を否定できない状況だ。

 またこの日は鹿児島で過去2番目となる928人、熊本では過去5番目の736人を記録するなど、九州地方で新規感染者の増加傾向がみられた。東京都でも7日は3809人となり、先週土曜日を809人上回った。前週同曜日を上回るのは26日ぶりで、ここ数日は大幅な減少傾向が見られていただけに、今後また潮目が変わるか注目される。

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