フランスで「最も価値ある23歳以下の選手」トップ5

欧州のブラジルとも言われているほど多くのタレントを生み出すことで知られるフランス。現在も若手の成長や台頭が著しい。

今回は『Sportskeeda』から「フランスのU-23選手で最も価値が高い選手」をご紹介する。

5位:ダヨ・ウパメカノ

チーム:バイエルン・ミュンヘン

市場価値:4500万ユーロ(およそ61.44億円)

昨季の段階ではブンデスリーガで最も才能があるセンターバックとして評価されていたダヨ・ウパメカノ。RBライプツィヒでのプレーで評価を高め、昨年夏にバイエルン・ミュンヘンへと引き抜かれた。

23歳のセンターバックはそこでなかなか一貫性を見せられずやや評価を落としてしまったものの、それでも持っている才能は確かなもの。機敏で強く、そして知的である。

4位:ムサ・ディアビ

チーム:レヴァークーゼン

市場価値:5500万ユーロ(およそ75.09億円)

新たにフランスの人材プールで浮上してきたムサ・ディアビ。今やドイツ・ブンデスリーガでも最も素晴らしいウインガーの一人である。

非常にスピードがあり、左サイドで最高の能力を発揮する。特に中央へと仕掛けてシュートを放つことにかけては右に出る者がいないほどだが、その一方でパスセンスにも優れている。

2025年まで契約を結んでいることから市場価値が高まっている部分はあるが、今季30試合で12ゴール11アシストというのは傑出した結果としか言いようがない。

3位:エドゥアルド・カマヴィンガ

チーム:レアル・マドリー

市場価値:5500万ユーロ(およそ75.09億円)

昨年夏のマーケットでは様々なクラブと噂になったカマヴィンガ。レンヌで10代にしてチームの中心的存在となった天才ボランチは、結局レアル・マドリーに移籍することになった。

この19歳はまだレギュラーという立場にあるわけではないが、すでに23試合で起用されており、カルロ・アンチェロッティ監督の信頼と期待を受けている。

驚くべきパスとタックルのスキルを兼ね備えており、非常に才能豊かである。モドリッチやクロースが高齢化していることもあり、間違いなくレアル・マドリーの将来に不可欠なタレントであろう。

2位:ジュール・クンデ

チーム:セビージャ

市場価値:6000万ユーロ(およそ81.92億円)

この数年間、ジュール・クンデはサッカー界で最も注目されている若手ディフェンダーの一人である。ボルドーから10代の彼を獲得したとき、セビージャは大きな賭けに出たようにも見えたが、その投資は大きな見返りをもたらした。

優れたボールプレー能力に加えてタックルにも優れており、大柄ではないが空中戦でも弱さを見せない。ビッグクラブがこぞって彼の獲得に乗り出しているが、まだその去就は不透明だ。

1位:キリアン・エムバペ

チーム:パリ・サンジェルマン

市場価値:1億6000万ユーロ(およそ218.45億円)

【写真】 サッカーの歴史上「最高の8番」10選手

当然ながらキリアン・エムバペが1位だ。他に何も言うことはない。

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