【バンライフしたい人必見】現役バンライファーのリアルな車中泊生活とお悩み解決法!

車中泊で日本一周中のバンライファー、ハナユウカです!今回の記事ではバンライフを初めて約5ヶ月の現役バンライファーである筆者が、リアルな生活の様子をご紹介!実際にバンライフしてみて楽しかったことやお悩みまで、赤裸々にお伝えしていきます。これからバンライフをしてみたい人は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

バンライフでは車中泊が日常に!楽しさや1日の過ごし方

筆者撮影

バンライフとは、簡単にいうと車中泊をしながら生活することです。

筆者のように賃貸住宅を借りるのをやめて車を家にしている人や、週末や長期休暇に車中泊を楽しむ人、車を秘密基地にしている人など、バンライフの楽しみ方は人それぞれ!

バンライフの過ごし方や楽しみ方は十人十色ですが、これからバンライフを始めたい人からすると「具体的にどんな過ごし方をするの?」というのは気になるポイントですよね。

そこで現役バンライファーの筆者が実際に体験した、バンライフの楽しさや過ごし方を詳しくお伝えしていきます!

バンライフの楽しさ

筆者には、将来ゲストハウスを開きたいという夢があります。しかし、場所もコンセプトも曖昧なイメージしか持つことができませんでした。

そこで「自分の足で日本全国を周って見てみたい」という結論にいたり、日本一周の旅をしようと決意。

彼氏に相談したところ「自分も日本を色々見てまわりたい!」と言ってくれたので、2人でバンライフをすることに決めました。

筆者撮影

筆者のバンライフでは、普通の旅行のように「◯日までに帰らなきゃ」という制限がありません。車中泊をしながらのんびり過ごせるので、じっくり街を知ることができます。

気に入った街があれば、長期間滞在もできますよ。週末だけバンライフをする人も、旅行のようにしっかりプランを立てずに気ままに旅をしている人が多い印象です。

バンライフで日本一周を始めてから、毎朝起きると違う景色が広がっていて、新鮮さやワクワクを感じられることが楽しいです。

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また、筆者のキャンピングカーにはシャワーがついていないので、銭湯や温泉などを利用しています。

各地の銭湯や温泉を満喫できるのも、バンライフの楽しみのひとつです!

バンライフの1日の過ごし方

具体的な過ごし方を知ってもらうために、ここでは筆者の1日のタイムスケジュールをお伝えしていきます。バンライファーのリアルな生活を知りたい人は要チェックです!

8:00 起床

起きたら掛け布団をたたみ、窓とカーテンを開けて外の景色を楽しみます。

9:00 朝食

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朝はだいたいホットサンドを作ります。ホットサンドメーカーは100均で購入し、長く愛用しています。

ホットサンドメーカーを使えば、パンに具材をはさんで火にかけるだけなので超簡単!洗い物も少なく済みますよ。

▼100均のホットサンドメーカーについてはこちらの記事もチェック!

▼ホットサンドのレシピについてはこちらの記事もチェック!

10:00~12:00 お仕事or観光

リモートでできるお仕事をしたり、お仕事がない日には観光をしたりして過ごしています。

13:00 ランチ

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毎日外食しているとお金に余裕がなくなってしまうので、その土地ならではの名産品を食べられる飲食店がある場合にのみ足を運んでいます。

自炊する場合は、手間のかからない素麺やうどんなどを食べていますよ。

14:00~16:00 お仕事or観光

午前中と同じように、お仕事をしたり観光をしたりして過ごしています。

17:00 お買い物

筆者のキャンピングカーには冷蔵庫がないため、食材を貯蔵することができず、毎日スーパーでお買い物する必要があります……。

日本全国さまざまなスーパーに行きましたが、業務スーパーが一番お買い得!新鮮で安い食材は道の駅でもゲットできます。

18:00~19:00 夕食&ドラマ鑑賞

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夕食はほぼ毎日自炊をしています。メスティンやガスコンロが大活躍!

ご飯を食べながらパソコンでドラマ鑑賞をするのですが、本当の家に住んでいるかのような居住空間でほっと一息つけます。

▼メスティン×業務スーパーレシピもチェック!

【ソロキャンプ飯】メスティン×業務スーパーの缶詰で炊き込みご飯!失敗しない絶品レシピ4選 - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア

20:00 お風呂

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毎日違うお風呂に行くのが日々の小さな幸せです。日本各地の温泉街に行って、さまざまなお湯を楽しみます。

21:00~23:00 お仕事&だらだらタイム

お風呂から車中泊スポットに戻って、お仕事をしたり動画鑑賞やゲームなどをしてだらだらしたり…。自由な時間を車内で過ごします。

24:00 就寝

車の鍵を閉め、窓の隙間をすべて隠し、防犯対策をしっかりしてから就寝します。

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実は週に5日はお仕事をしています。普通の会社員とあまり変わらないスケジュールかもしれませんね。

気晴らしのために、ファストフード店やカフェで作業をすることが多いです。

あくまでも筆者の1日のルーティンですので、みなさんもそれぞれのバンライフの楽しみ方を見つけてみてくださいね!

▼夫婦で日本一周中のバンライファーの日常もチェック!

車中泊・バンライフで日本一周中!移動生活の1年間の流れ&季節毎の動き方を大公開 - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア

バンライフによく使われる日本車

バンライフにつかう車は人それぞれですが、車中泊やバンライフで人気の日本車をご紹介していきます!

・トヨタ『ハイエース』

バンライフの定番の日本車といえばトヨタ『ハイエース』です!車内がかなり広くて家族やペットと一緒に車中泊できます。

▼ハイエースでの車中泊はこちらの記事もチェック!

・スズキ『エブリイワゴン』

スズキ『エブリイワゴン』はコンパクトな車体でありながら、車内は広々使えるのが魅力!車中泊に限らず、キャンプや日常使いにも活躍する車種ですよ。

・ダイハツ『ハイゼットカーゴ』

コンパクトな軽バン『ハイゼットカーゴ』は、ソロでの車中泊やキャンプに人気な車です!タイプやカラーリングも豊富なので、用途や好みに合わせて選べます。

・日産『キャラバンハイルーフ』

『キャラバンハイルーフ』はその名の通りハイルーフで社内が広々としているので、身長が高い人が乗っても圧迫感を感じません!家族での車中泊や長期でバンライフするのに最適な車です。

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どんなバンライフにしたいかにもよりますが、乗車人数や体格で車種を決めるのがおすすめです。

特に、長期でバンライフする場合、狭い車内だとストレスが溜まってしまいます。荷室の広さがそれなりにあるバンや商用車を選びましょう。

▼車中泊がしやすい車の選び方についてはこちらをチェック!

筆者撮影

筆者の場合は、長期でバンライフをしたいと考えていたことと彼氏の身長が高いことから、車内が広く天井も高い、日産『キャラバンハイルーフ』に決めました。

筆者撮影

実は、筆者のキャラバンは自分でキャンピングカー仕様にカスタマイズしています!気になる方は以下の記事も一緒にチェックしてみてくださいね。

▼筆者の自作キャンピングカーについてはこちらをチェック!

バンライフは意外と大変?リアルな車中泊の悩みと解決策

悠々自適な生活でロマンがつまったバンライフですが、実際に車中泊をしながら生活しているとさまざまな悩みも出てきます……。

一体どんな悩みがあるのか、解決策と一緒にお伝えしていきます!

毎日の運転が意外と大変!

バンライフでは、同じ場所を拠点として過ごす場合でも、お買い物に行ったりお風呂に入ったりするためにほぼ毎日運転する必要があります。

特に筆者の車は、走行することで車内の電気の充電をしているため、30分〜1時間程度運転をしないと夜に車内の電気が切れてしまいます…。

運転が好きな人は問題ないかもしれません。しかし、筆者は元々ペーパードライバーで運転がそこまで得意ではないため、毎日の運転が負担になってしまうこともしばしば。

筆者撮影

運転があまり得意ではない人は、ソーラーパネルを車の屋根に設置して電気を充電するか、大容量のバッテリーを設置して、数日間運転しなくても車内の電気を賄えるようにしましょう。

そうすることで、「発電のために毎日運転しなきゃ」というお悩みは解消されますよ!

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筆者は予備の電気としてソーラーパネルを使用しています!天気が良い日にはソーラーパネルで発電し、スマホやパソコンなどの充電に使用していますよ。

車中泊は夏は暑く冬は寒い

キャンピングカーは壁に断熱材を使用している車がほとんどなので、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるような設計がされています。

しかし、やはり夏は暑く、冬は寒いです。筆者が自作したキャンピングカーには断熱材をしっかり入れているのですが、暑さや寒さを感じます。

特に、車中泊用ではない車でバンライフするときは、熱中症や凍傷などの危険がありますので、装備に注意しなければなりません。

お金に余裕がある人は、エアコンや暖房がついているキャンピングカーを購入することを強くおすすめします。

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「車にお金をかけたくないけど、どうしてもバンライフがしたい」という人は、夏には北海道に滞在し、冬には九州に滞在するなど、快適に過ごせる場所を選ぶといいですよ!

▼夏の車中泊についてはこちらの記事もチェック!

▼冬の車中泊についてはこちらの記事もチェック!

狭い車内での料理は一苦労!

バンライフ中の食事は、お金を節約するために基本的に車内で自炊をしています。

ただ、筆者の自作キャンピングカーの車内の高さは約160cm。筆者の身長は154cmなので車内でギリギリ立つことができますが、身長が高い人が車内で立って料理することは難しいでしょう。

ただでさえ狭い車内にキッチングッズやカトラリーなども収納しているため、取り出したりしまったりするのにも一苦労。

外用のテーブルや調理器具を用意するなど、外で料理ができるような工夫をすることで、バンライフ中の料理が圧倒的に楽になるかもしれません。

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ただし、道の駅のような公共施設では車外でテーブルを広げたり料理をしたりするのは禁止されているケースがほとんどです。

車内で料理をしやすくするための工夫もしておくことを忘れずに!

▼バンライフの料理で便利なグッズやおすすめレシピはこちら!

▼バンライフの食費や食事の注意点はこちら!

住所が不定なので郵便の受け取りが不便

バンライフでは車が家になるうえに、移動もするので住所が不定になります。住民票は実家や賃貸住宅の住所にしておけばいいかもしれませんが、郵便の受け取りに困ってしまいがちです。

筆者は、宅配便以外の郵便物はすべて実家に届くようにしています。何か重要な書類が送られてきた場合は連絡してもらうよう家族にお願いして、重要な書類の見落としを防いでいます。

宅配便はコンビニでも受け取れるので、バンライフしている場所の一番近くのコンビニを受け取り場所にすると便利ですよ!

お金の不安もゼロじゃない

賃貸物件を借りるのをやめてバンライフをすれば固定費がかからないと思いがちですが、実はバンライフには結構お金がかかります…。

ガソリン費や食費はもちろんのこと、意外とお金がかかるのがお風呂代とWi-Fi代です。

筆者撮影

筆者はフリーランスとしてお金を稼いでいますが、お金の不安もゼロではありません。

しかし、パソコン1台とWi-Fiがあればどこでも仕事ができるので、旅をしながら仕事をすることができますよ。

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足湯に入りながら景色の良い場所でパソコン作業をするのが、最高に気持ちよかったです。まさにワーケーションですね!

とはいえ、正社員のように毎月決まった収入があるわけではないので、自炊をして食費を節約しています。

また、服や化粧品などを買わない代わりに、旅した場所でしかできない経験にお金を使っています!

▼バンライフのお金の話はこちらの記事もチェック!

女子でもバンライフできる?現役女子バンライファーが悩みを告白!

「女子でもバンライフはできるの?」と不安に思う人もいるかもしれません。

そこで筆者が実際にバンライフをしていて感じた、女子特有の悩みと解決法をお伝えしていきます!

実際にバンライフをしていて感じた、女子バンライファーならではの悩みは大きく3つ。

  • 女の子の日に頻繁にトイレに行けないことと、公共のお風呂に入れないこと
  • 基本的に人目につくところで車中泊するため、着替える時に覗かれないか不安なこと
  • 服をたくさん車に積むことができないため、オシャレが難しいこと

女の子の日に銭湯や温泉に行くのは難しいですが、ネットカフェに行って個室のシャワーを浴びれば問題ありません!

また、体調も気分も優れない人が多いと思います。無理せずに自分を甘やかしてあげるのがベストですよ。

そのほかのお悩みや解決方法は以下の記事で詳しくお伝えしています。女子バンライファーはぜひチェックしてみてくださいね。

▼女子バンライファー向けのお悩み解決記事もチェック!

バンライフは好きな場所で車中泊できる!本当の自由を手に入れてみない?

筆者撮影

リアルなバンライフの生活やお悩みをお伝えしてきました。

正直なところ、バンライフは家での生活とは全然違って、お風呂やトイレがないなど不便に思うこともたくさんあります。

しかし、バンライフをしていると毎日違う景色を見られたり、日本各地の良さを知れたりと生きてて幸せに感じることが多々あります。

みなさんも新しい生活スタイル『バンライフ』で、本当の自由を手に入れませんか?

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