迫力のぶつかり合いに会場熱気 春の全島闘牛大会に3000人 重量級は闘勢琥珀が3度目防衛

 【うるま】沖縄闘牛界最大のイベント「第116回春の全島闘牛大会」(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)が8日、うるま市の石川多目的ドームで開催された。約3千人(主催者発表)の闘牛ファンが詰めかけ、立ち見客もあふれる超満員の会場は熱気に包まれた。
 最大の見どころである体重別で争うタイトルマッチのうち、重量級では4連勝無敗の王者・闘勢琥珀が古堅モータース☆白龍の挑戦を退け、同大会3度目の防衛に成功した。 
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 中量級と軽量級では新王者が誕生した。中量級では南星阿炎が、強烈な押し込みで刃誡皇に圧勝。軽量級では、徳之島王者のタイトルを返上し、沖縄に移籍してきた源幸龍が王者・メイキラ陸王に競り勝った。
 

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