自民党新潟県連が県連大会を開催、花角英世知事や参院選出馬を表明している小林一大県議が決意表明

自民党新潟県連は8日、新潟市内で県連大会を開き、今月2日の県連役員選考委員会で決めた役員人事について正式決定した。幹事長には桜井甚一県議、総務会長には横尾幸秀県議、政務調査会長には皆川雄二県議が選ばれた。

また大会では、来賓として党本部選挙対策委員会の遠藤利明委員長、今月の知事選に立候補予定の新潟県の花角英世知事が挨拶したほか、今年7月の参院選に新潟県選挙区から自民党公認で立候補予定の小林一大(かずひろ)県議が決意表明を行なった。

遠藤選対委員長は、次のように述べていた。

「衆議院議員選挙は政権選択選挙ですから、自民党や公明党の連立政権を(選ぶ)、でも参議院議員選挙は、政権選択でないから、ちょっと自民党が調子に乗らないようにと比較的厳しい結果が出る。しかし、今度の参議院選挙が終わったら、(選挙がないと思われる)3年間に、戦後77年経って積み残した多くの課題を解決していかなければいけない」

具体的には、エネルギー問題、農業問題、、少子化問題、教育問題、憲法改正の問題などを挙げていた。

また花角知事は次のように語っていた。

「(知事として)安全、安心で暮らしやすい新潟県、経済に活力がある新潟県を作っていきたいという中で、災害に強い県土づくり、そのための防災減災対策を集中的に実施してきた。また県内どこに住んでいても適切な医療を受けられる健康立県の取り組みもやってきた。さらには、新しい風を起こすための起業・創業、新しいサービスに挑戦する人を後押しし、(農業振興のための)園芸振興、交流人口にも取り組んできた。そしてその成果が生まれ始めている。(例えば)この2年余り90を超える企業が生まれた。また園芸に取り組む農家も増え、県央基幹病院など医療の整備も進めている。こうして芽が出始めものをもっと私の手で育てていきたい」

さらに、岸田文雄総裁のビデオメッセージが紹介された。

ビデオメッセージに続き、小林県議が参院選に向け、決意表明を行ない、会場に集まった党員などに次のように支援を訴えていた。

「国会議員の先生方としっかりと連携して政権与党としっかり連携して地域で活動してくださっている多くの地方議員の方と連携をして、私たちを常に応援していただいている党員、党友の皆様様の応援をいただいて、そして何より県民、国民にみなさんにしっかりと寄り添って政治を前に進める、そうしたまともな政治の風景を新潟県に復活させなければならない。全力で残りの期間を戦っていく。最後までご指導とご支援、暖かい応援をよろしくお願いします」

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