第34回美浜・五木ひろしふるさとマラソン(福井県美浜町、町教委、町スポーツ協会主催、福井新聞社共催)が5月8日、福井県美浜町丹生の特設会場を発着点に開かれた。新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催となった今回は規模を縮小し県内から430人が参加。青空の下、爽やかな潮風を浴びながら若狭湾沿いを駆け抜けた。
マラソンは町エネルギー環境教育体験館きいぱす前の特設会場からスタート。10、5、3キロのコース計13種目で328人が健脚を競った。2回目の実施となったウオーキングの部は102人が参加し、普段は立ち入ることができない関西電力美浜発電所につながる丹生大橋からの景色などを楽しんだ。
マラソンは地域活性化の一環として町が構想を描き、五木さんが呼応する形で実現。1989年から毎年実施していたが、2020年から中止が続いていた。