〝つつじ山〟の愛称で知られる糸魚川市一の宮2の個人庭園「月華山かねこつつじ園」(金子稔園主)で6日、純白のヒラドツツジがようやく開花した。早咲きのオオムラサキや新緑と調和、麓から山頂へと咲き進み、全体の見頃は13日から15日ごろになりそう。
約3500株のツツジが裏山の斜面を覆う同園は、糸魚川を代表する花の名所で、毎年、大勢の見物客が訪れる。昨年に続き、新型コロナウイルス感染防止対策を講じ開園する。3代目の金子園主(68)は「屋外なのでルールを守っていただければ大丈夫と思う。楽しんで見てほしい」と話す。会期は15日までの予定。
◇〝つつじ山〟背にコンサート
大型連休最終盤の7日は晴天に恵まれた。午前中は14回目を数える地元・オカリナ愛好会(佐々木洋子代表)のコンサートが開かれ、メンバー8人がつつじ山を背に温かい音色とメロディーを響かせた。午後には12年目を迎えた上越市の歌手・山ひろしさんによるギター弾き語りコンサートが開かれ、甘い歌声がつつじ園を包み込んだ。