長崎北陽台、健闘6位 サニックスユースラグビー 全国の強豪と互角に勝負

【準々決勝、長崎北陽台―京都成章】前半、長崎北陽台のプロップ橋本(中央)がサポートを受けて突破を図る=グローバルアリーナ

 高校ラグビーのトップチームが集う「サニックスワールドユース交流大会2022」は4月29日~5月5日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで行われ、4年ぶりに出場した長崎北陽台は6位で大会を終えた。
 コロナ禍の影響で過去2年は中止となったため、3年ぶりの開催。これまでは豪州やニュージーランドなどの海外勢も出場してきたが、今年は国内の男子12校、女子7チームが参加した。男子は冬の全国大会(花園)や春の全国選抜大会の4強以上に加え、主催者招待の強豪がハイレベルな戦いを繰り広げた。
 長崎北陽台は予選プールの初戦で天理(奈良)に28-19で逆転勝ち。0-19の劣勢から、4連続トライを奪った。中部大春日丘(愛知)戦も0-3で迎えたノーサイド直前にFB亀川が逆転トライ。5-3で競り勝った。報徳学園(兵庫)戦は不戦勝となり、3戦全勝の1位で1~8位決定トーナメントに進んだ。
 続く準々決勝は京都成章に12-19、5位決定戦も選抜4強の佐賀工に10-17でそれぞれ敗れたが、花園の上位常連校を相手に、最後まで互角に渡り合った。
 関西勢同士の対戦となった決勝は、東海大大阪仰星が京都成章に68-21で快勝した。


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