【令和の独身シニア 恋愛事情】なぜ告白しないの? 2人に1人が「自然の流れでつき合いたい」と答えた胸の内

今春「中高年独身男女の告白に関する意識調査結果」が発表され、ネット上などで話題を呼んでいます。

特に注目点は、異性と付き合うときの告白をめぐっては「告白したい(されたい)」を抑えて、「自然の流れで付き合いたい」が男女共にトップ(半数近く)となったことです。

告白をされる(する)ときも、「出会ってからの期間にこだわらない」が最多の回答だっただけに、シニア世代はあえて告白をするより、自然と仲が深まった段階からお付き合いしたいとの思いが強いようです。

そんなシニアの皆さんの胸の内を探ってみましょう。

独身シニアは「告白」に何を思う?

今回のアンケート調査は、結婚相手紹介サービス事業大手・㈱オーネットの中高年向けパートナー紹介サービス「スーペリア」が実施したもの。
2022年3月初旬、全国の独身中高年(45~64歳)の男女409名(男性201名、女性208名)から回答を得ました。

【「中高年独身男女の告白に関する意識調査結果」の見どころ】
1.異性と付き合うときの告白は?
⑴「自然の流れで付き合いたい」が男女共に半数近くでトップ
⑵一方で、女性は「告白されたい」が約4人に1人と男性より多い
2.異性から告白される(する)ときの手段は?
⑴「直接」告白されたいが男女共に半数以上でトップ
⑵「直接」の次に「特になし」「わからない」が多く、相手と状況にもよる
3.出会ってからどれくらいの期間で告白されたい(したい)?
⑴「期間にはこだわらない」が男女共に最多
⑵「会ったその日」は男性の6%に対し女性は1%足らず。女性は告白までにある程度の期間が必要と考えている

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告白までの期間にもこだわらず

では、詳細を見ていきましょう。

1. 異性と付き合うときの告白は?

独身の中高年は男女共に「自然の流れで付き合いたい」が半数近くでした。

理由としては「お互いが必要と感じたら、あえて告白は必要ない」「気が付いたら何となく付き合っていた、というのが理想だ」など、かしこまらず流れに任せる形が好ましい、というコメントが多かったのです。

一方で、女性は付き合うとき「告白されたい」が男性より6ポイント高く、約4人に1人でした。
理由としては「気持ちをはっきりと確認したい」が多く、互いの関係性を明確にするためにも告白されたいのではないでしょうか。

2.異性から告白される(する)ときの手段は?

「直接告白されたい」が男女共に半数以上でトップでした。
理由としては「表情や雰囲気から伝わるから」が多く、対面でないとわからない、相手の気持ちを知りたいと考えているようです。

一方、「直接」の次には「特になし」「わからない」の回答が多く、相手や状況によるという人たちも少なくありません。

3.出会ってからどれくらいの期間で告白されたい(したい)?

「期間にはこだわらない」が男女共にトップでした。

前述の1でも「告白をするより、自然の流れで付き合いたい」が多かったことから、中高年の世代は期間や形式にとらわれず、仲が深まった段階でお付き合いしたいのではないでしょうか。

また、「会ったその日」という回答は、男性の6%に対して女性は1%足らず。
「3カ月」という回答も男性より2ポイント高く、女性の場合は告白までにある程度の期間が必要と考えているようです。

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この記事と画像の出典:㈱オーネット 公式サイト

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