富士フイルム、屈曲型二軸回転機構レンズ搭載の超短焦点プロジェクター「FUJIFILM PROJECTOR Z6000」発表

富士フイルム株式会社は、「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載した超短焦点プロジェクター「Zシリーズ」の新たなラインアップとして、「FUJIFILM PROJECTOR Z6000」(以下:FP-Z6000)を開発発表した。発売は2022年夏を予定している。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。

FP-Z6000は、高輝度6000lmの明るい映像投写とクラス最小・最軽量を実現。本体を動かさずにさまざまな方向へ投写できるほか、至近距離から大画面映像を映し出すこともでき、設置環境を選ばず多彩な空間演出を可能にするという。

レーザー光源を採用し、6000lmの明るい映像を鮮明に映し出すことができる。ボディ内部の部品を効率的に配置することで、クラス最小(幅460mm・奥行510mm・高さ162.5mm)・最軽量(質量約18.0kg)を実現。縦設置・横設置の両方に対応しているため、使用環境に応じて設置方法を選択できる。レンズ収納時にレンズとプロジェクター本体が直方体に収まるコンパクト設計を採用している。

また、屈曲型二軸回転機構レンズ搭載により、レンズをマウント軸に90°、レンズ軸に360°回転させることが可能。本体を動かさずにさまざまな方向へ投写することができる。また、本体を隠しレンズ部のみを露出した設置も可能だ。

レンズをマウント軸に90度・レンズ軸に360度回転させることが可能
本体を隠しレンズ部のみを露出した設置方法により、没入感のある空間演出を実現

TR値0.34の超短焦点レンズにより、72cmの至近距離から100インチの大画面映像を映し出すこともできるため、スペースを有効活用した空間演出を実現するという。大口径非球面レンズを採用し、クラス最高となる上下70%・左右35%のレンズシフト機能を搭載している。プロジェクター本体の位置やレンズの向きを変えることなく、広い範囲で投写映像の位置を移動できる。

上下70%・左右35%のレンズシフト機能を搭載

さらに、1.1倍の光学ズーム機構を備えているため、投写映像の大きさを簡単に調整可能。レンズシフト機能と組み合わせることで、映像の調整作業を効率的に行えるという。

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