日本で初めてアイスクリームが販売されたのを記念した「アイスクリームの日」の9日、横浜市中区の馬車道商店街で買い物客や子どもたちにアイスクリーム5千個が振る舞われた。
1869(明治2)年5月9日に馬車道で町田房蔵が製造・販売した「あいすくりん」が、日本で初めてのアイスクリームとされていることに由来する。同商店街協同組合(六川勝仁理事長)が行っている恒例のイベントだが、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。
鹿鳴館風の装いをした「横濱はいからシルキィレディース」のメンバーから、来場者はカップアイスを受け取っていた。同市保土ケ谷区の阿部総介君(4)は「大好きなアイス。冷たくておいしい」と笑顔で頬張っていた。