アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスの藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督(46)が2022-23年シーズンも続投することが9日、分かった。2年目となる藤澤体制は、パスホッケーの深化と5季ぶりのプレーオフ進出、リーグ優勝を目指す。
藤澤監督は北海道釧路市出身。1998~2004年に古河電工とバックスでFWとして活躍。11年から女子日本代表のコーチや18歳以下女子代表監督、14~16年は女子日本代表の監督を務めた。
17年からバックスのアシスタントコーチを務め、昨季は監督に就任。国内5チームによるリーグ戦「ジャパンカップ」で前期7勝5敗の2位、後期8勝4敗の3位となり、惜しくもプレーオフ出場は逃した。全日本選手権大会は3位。
アリペッカ・シッキネン前監督の下で培ったパスで崩すフィンランドスタイルを継承。昨季もスピーディーなホッケーを展開し、1試合平均4.42得点はリーグ1位、同2.71失点は2位の数字だった。