神奈川・横須賀で三浦一族ゆかりの地を散策マップに 「鎌倉殿」で重要な役割担う

三浦一族に関連する横須賀市内の名所が紹介されている「三浦一族ゆかりの地散策マップ」

 神奈川県の三浦半島を拠点とした三浦一族との関連が深い横須賀市内の名所を巡り歩いてもらおうと、「三浦一族ゆかりの地散策マップ」が発行された。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する武将ゆかりの城跡や神社、伝説が残る場所が紹介され、楽しみながら市内各地を歩くことができる。

 マップは市や横須賀商工会議所などでつくる横須賀集客促進・魅力発信実行委員会が発行。1180年の衣笠合戦で落城した衣笠城(じょう)址(し)、源頼朝が建てた満昌寺など、14カ所が地図と写真付きで紹介されている。

 大河ドラマでは佐藤B作さん演じる三浦義澄と山本耕史さん演じる三浦義村父子ら三浦一族が重要な役割を担っている。マップでは2人を含めた一族の横顔だけではなく、頼朝の愛馬「池月」、三浦義明自刃の場となった「腹切り松」など、地域に残る伝説も解説している。

 A3判六つ折りサイズで、市役所や観光案内所などで無料配布。市のホームページからダウンロードできる。 

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