5月13日『ローマの休日』新吹き替え版、藤井貴彦アナがアナウンサー役で出演!

「金曜ロードショー」では、5月13日に、オードリー・ヘプバーン&グレゴリー・ペックの永遠の名作『ローマの休日』を18年ぶりに、デジタルリマスター版で放送します。今回は、金曜ロードオリジナルの新たな吹き替え版を制作。オードリー・ヘプバーン演じるアン王女役は、『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ役などの早見沙織、グレゴリー・ペック演じる新聞記者のジョー・ブラッドレー役は、『ルパン三世』の石川五ェ門役などの浪川大輔が務めた。他にも関智一、関俊彦、茶風林ら実力派が参加している。

そんな新吹き替え版に、日本テレビ「news every.」メーンキャスターの、藤井貴彦アナウンサーも参加した。役どころはもちろん、アナウンサー役。冒頭のニュース速報と後半のラジオニュースを読み上げる。「news every.」とは一味違う(?)、藤井アナのニュースシーンもお楽しみに。

TM, (R) & COPYRIGHT © 2022 BY PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

【藤井貴彦アナ コメント】
Q.藤井アナから見たこの作品の魅力は?
「ローマの休日」は、お恥ずかしながら見たことがありませんでした。しかし今回、不朽の名作に触れることができて本当に良かったです。「何で今まで見ていなかったんだろう?」と思うくらい素敵な時間が訪れました。69年も前の映画なのに、全く色あせず、モノトーンなのに二人の世界にどんどん引き込まれていきます。これが名作と言われる理由なんだと感じました。また笑えるシーンがいくつかあるのも初めて知りました。昔の人もウィットやユーモアを楽しんでいたのだなと思い、新鮮でした。

実は、母がメールアドレスを「オードリー」にするくらいオードリー・ヘプバーンが大好きで、今回のナレーションでの参加は私にとって、最大の親孝行になりました!

Q.アフレコで気をつけた事、意識した事は?
まず英語版を何度も何度も聞きました。英語版を聞いた人も多いと思うので、その世界観を壊さないよう、スマートフォンに自分の声を何度も録音して聞き返しました。特に、私のナレーションが映像の邪魔をしないよう、雰囲気を壊さないよう心がけました。
冒頭のニュース読みのシーンでは、「明るいワクワク風」「レトロ風」「現代風(普段のニュース読み風)」の3パターンを用意してきました。(※採用されたのはレトロ風でした)アフレコに臨むまでの数日は本当に緊張していて、ディレクターから「全然ダメじゃないか!」と怒られる夢も見たくらいです(笑)

Q.お気に入りのシーンは?
名作なのでいっぱいありますね…。その中でも自分が好きなのは、(ダンスパーティー会場での挌闘シーンで)アン王女がギターで黒服の男を殴る場面です。直前に出会った男性を守ろうとする王女の健気さが仕草にも表れていて、暴力的じゃなくむしろ素敵に見えてしまうんです。嫌な気持ちに全くならないというか。王女史上、一番の暴挙だと思うのですが(笑)

TM, (R) & COPYRIGHT © 2022 BY PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

Q.「金曜ロードショー」視聴者の皆さんにメッセージ
時間は後戻りしないので、日常では素敵な瞬間があっても、一つ一つを捉えられず後悔する事が多いのですが、このキラキラとした瞬間を切り取って残してくれるのが映画のいいところだと思っています。「ローマの休日」はまさにそういった作品なので、なかなか国外へ行けない中で、日常を忘れて、アンとジョーの二人の恋の行方を楽しんでいただけたらと思います!

●“永遠の妖精”オードリー・ヘプバーン&名優グレゴリー・ペック
1953年(日本では54年)に公開された本作は、初主演となったオードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックによるロマンティックラブストーリー。アカデミー賞で主演女優賞、脚本賞、衣装デザイン賞を受賞し、世界的に大ヒットを記録した。
とある国の王女アンは、ローマ滞在中に抜け出し、新聞記者のジョーと出会う。正体を隠して街を駆けまわるが、実はジョーは正体に気づいていて―。
トレビの泉や真実の口などローマの名所が次々登場し、ヘプバーンのファッションも観客の憧れの的となった。

オードリー・ヘプバーンは、初主演となった本作で世界的人気女優に。その後も『麗しのサブリナ』『昼下りの情事』『ティファニーで朝食を』などで人気を不動のものにし“永遠の妖精”と呼ばれ愛され続けている。
グレゴリー・ペックは、『紳士協定』などで当時からハリウッドを代表する大スター。その後『アラバマ物語』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した名優。
監督はウィリアム・ワイラー。本作の後も『大いなる西部』『ベン・ハー』など手掛けた巨匠の代表作となる。
新たな魅力が吹き込まれた永遠の名作に注目が集まる。

【放送日時・作品情報】
5月13日(金)よる9時00分~10時54分
「ローマの休日」新吹き替え版(1953)デジタルリマスター版

◆監督:ウィリアム・ワイラー ◆脚本:ダルトン・トランボ/ジョン・ダイトン
◆音楽:ジョルジュ・オーリック

アン王女:オードリー・ヘプバーン(早見沙織)
ジョー・ブラッドレー:グレゴリー・ペック(浪川大輔)
アービング・ラドビッチ:エディ・アルバート(関智一)
マリオ:パオロ・カルリーニ(関俊彦)
編集長:ハートリー・パワー(茶風林)
伯爵夫人:マーガレット・ローリングス(すずき紀子)

とある国の王女・アンは、親善旅行での厳しい規律とスケジュールにストレスを感じ、ローマ滞在の夜、こっそり街へ飛び出してしまう。ベンチで寝入ってしまったアンに声をかけたのは、偶然通りかかったアメリカ人の新聞記者ジョー。彼女の素性も知らず自分のアパートで休ませることに。翌朝、アンの正体を知ったジョーは、特ダネを掴もうと自分も身分を偽り、彼女にローマの街を案内することに。ローマの名所を巡る2人の間には、やがて恋が芽生え始め…

TM, (R) & COPYRIGHT © 2022 BY PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

© 株式会社ジェイプレス社