愛車と仲間とパチリ…山頂からの絶景バックに「最高」 福井県のレインボーラインで新サービス

ずらりと並んだ外国車のオーナーら=5月8日、レインボーライン第2駐車場

 福井県の美浜、若狭町にまたがる三方五湖有料道路「レインボーライン」で5月8日、同じ車種やメーカー、年代の車やバイクに乗って集まったグループに対して、駐車場に並べて止められるサービスが始まった。県内外から集まった愛車のオーナーが、日本海や湖が広がる絶景をバックに、車を並べて記念撮影を楽しんでいた。

 サービスは山頂公園の運営会社レインボーラインが始めた。粟根渉支配人によると、駐車場では普段から車やバイクを並べて写真を撮る客が多いという。新型コロナウイルス禍で密にならないドライブやツーリングの人気が高まっており、共通の趣味趣向を持つ人同士のつながりも強くなってきているという。車やバイクの愛好家グループに働きかけ、レインボーラインや周辺地域への観光促進を狙った。

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 予約すれば第2駐車場に台数分の駐車スペースを平日は午前11時まで、土日祝日は同10時まで無料で確保できる。山頂公園へは通常料金より安い団体料金で入場できる。

 8日は丸みのある車体の外国車約20台が県内や滋賀県、京都府などから集まった。ドライバーらは車について語り合ったり、写真を撮ったりして楽しんでいた。滋賀県から来た男性(53)は「景色が最高で車がいつも以上に映える」と喜んでいた。

 カメラなど他の趣味のグループへのサービスも計画中だという。粟根支配人は「いろいろな趣味のコミュニティーに対してアプローチしていくことで、さらなる観光客が見込めると思う」と話した。

 サービスの予約、問い合わせはレインボーライン=電話0770(45)2678。

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