ビッグN開場25周年 高校野球招待試合 長崎日大、熊本工に快勝 長崎商は敗れる

【第2試合、長崎日大-熊本工】7回1失点と好投した長崎日大の先発種村=県営ビッグNスタジアム

 高校野球招待試合(長崎県高野連主催)は8日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで行われ、春夏合わせて甲子園出場43回の熊本工と地元の長崎商、長崎日大がそれぞれ対戦した。長崎商は7-14で打ち負け、長崎日大は5-1で快勝した。

 長崎商はミスも絡んで熊本工の強力打線を抑えられず、四回までに1-7とリードされた。五回に大坪、伊藤、中村の3連続適時打を含む5連打で4点を返したが、その裏に投手陣が打ち込まれて7失点。六回に再び大坪、伊藤が適時打を放ったが、及ばなかった。

【第1試合、長崎商-熊本工】5回表長崎商無死一、二塁、伊藤が中堅へ2点三塁打を放つ=県営ビッグNスタジアム

 長崎日大は0-0の五回2死二塁から、河村の適時打で1点を先制。七回には梅﨑、平尾、河村、白川の長短4連打で3点、九回にも百武の適時打で1点を加えた。投げては先発種村が7回4安打1失点と好投。八回は井上、九回は川副とつないで逃げ切った。

 招待試合はビッグNの開場25周年を記念して開催。約千人が来場し、熱戦を見守った。試合前には球場の四半世紀を振り返る映像も流れ、雰囲気を盛り上げた。


© 株式会社長崎新聞社