【台湾現地レポ】ローカルな伝統市場で魯肉飯!台北「東門城滷肉飯」

台湾のソウルフードとも言われる魯肉飯(ルーロウファン)は、街中の多くの食堂で提供されている定番メニューです。今回は台北の伝統市場・東門市場の中にある小さなお店「東門城滷肉飯」でサクッとランチを。滷肉飯に煮卵をのせ、2種類の野菜と一緒にいただいてきました!

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台北MRT東門駅近くの伝統市場「東門市場」

台北MRT東門駅前から広がる「永康街(ヨンカンジエ)」は、各国から訪れる観光客に人気のエリア。東門市場は、この賑やかな永康街とは大通りを挟んだ斜め向かい側に位置します。東門駅の1番出口や2番出口から歩いてすぐです。

細い路地に小さなお店がいくつも並ぶこの市場は、地元民が多く訪れる伝統的な買い物スポットとなっています。

東門市場で魯肉飯ならここ!「東門城滷肉飯」

市場内では、買い物ついでに寄りやすい簡単な食堂がいくつか営業しています。そのうちの一つが「東門城滷肉飯(ドンメンチェンルーロウファン)」。5席ほどしかない小さなお店ですが、お客さんが途切れることなく訪れます。

滷肉飯をはじめ、豚のバラ肉や豚の舌、豚の皮やタケノコ煮などの、ちょっとつまむのにちょうどいい小皿料理も提供されています。

ちなみに、魯肉飯は同店のように”滷肉飯”と表記されることも多いですが、基本は同じ食べ物です。

看板メニューの滷肉飯のお味は?

今回注文したのは、滷肉飯、滷蛋(煮卵)、當令蔬菜(季節の野菜)で、合計価格は75元(約330円)。

滷肉飯にのっている肉は豚の皮の部分が使われていて、何時間も煮込まれてつやつやと輝いています。醤油ベースのタレがしっかり染み込んでいて甘辛い味わい。こってり系の滷肉飯が好きな人におすすめです。

滷肉飯と一緒にぜひ注文したいのが、滷蛋(煮卵)。少し硬めの煮卵は中までしっかりと塩気を感じる味わいで、これだけでもご飯がすすみます。

野菜はショーケースに入っている中から選ぶことができますが、2種類を1皿に入れてもらうことも可能です。筆者は緑の野菜とキャベツをひと皿に。どちらの野菜も優しい塩気で箸休めにぴったりです。

東門城滷肉飯は座席数が少ないので混んでいる時間帯は入りにくく感じますが、席が空いていない場合も、滷肉飯と煮卵だけテイクアウトして近くの公園などでサクッといただくのもおすすめ。いつか台北にいらっしゃったときには、ローカルな市場でぜひ滷肉飯を味わってみてくださいね。

東門城滷肉飯

住所:台北市中正區信義路二段87號

[All photos by Yui Imai]

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