浜辺美波が「らんまん」のヒロインに決定。主人公・神木隆之介の妻役

浜辺美波が、NHKで2023年度前期放送の連続テレビ小説が「らんまん」(日時未定)に出演。神木隆之介演じる主人公・牧野富太郎の妻・寿恵子を演じることが発表された。

日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルにした本作は、明治維新から激動の大正・昭和そして未曾有の敗戦を迎えた日本が舞台となる。混乱の時代の渦中で、ただひたすら愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた富太郎の人生を基に、「日本独自の植物図鑑を編纂(へんさん)する」という夢に向かって突き進んでいく、1人の植物学者の波瀾(はらん)万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描いていく。

浜辺務める寿恵子は、東京の下町で母と菓子店を営んでいたが、槙野万太郎(神木)と運命的な出会いを果たし、後に結婚。植物研究に金をつぎ込む夫のために、あの手この手で苦しい家計をやりくりし、最終的にはあっと驚く方法で家族を救う。万太郎や子どもたちと、貧しくも楽しく明るい家庭を築いていくキャラクターだ。

浜辺は「祖父母、親孝行になる朝ドラという歴史ある番組に、神木隆之介さんという敬愛する大先輩と共に出演させていただける機会との巡り合わせに、企画書を読む手が震えるほどうれしかったことを覚えています」と出演が決まった際の心境を振り返り、「脚本の長田育恵さんともお話をさせていただき、夫を支えるひたむきな妻という姿だけではなく、寿恵子さん自身が植物のように根を強く張り、たくましい女性として生涯を万太郎さんと駆け抜けていけたらよいなと思っております」と役柄への思いを伝える。そして、「見てくださった方に快い笑顔になっていただけるよう、精いっぱい努めます。2023年の春を迎えるのが今から楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします」と意気込みを語っている。

神木は、浜辺の出演を受け、「浜辺美波さんのお名前を聞いた時、純粋にうれしかったです。心から信頼をしている方なので、万太郎と寿恵子さんの関係にこの信頼を乗せて築き上げていけたらいいなと思っています。そして心強いスタッフの皆さまと共に、笑顔を届けられるように根を張り頑張ります」とメッセージを寄せている。

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