県庁で叙勲伝達式、功績たたえる 受章者に勲章と勲記手渡す

伊原木知事(手前)から勲記と勲章を受け取る受章者

 春の叙勲と危険業務従事者叙勲の岡山県内受章者への伝達式が10日、県庁であり、伊原木隆太知事がさまざまな分野での長年にわたる功績をたたえた。

 春の叙勲は地方自治、厚生労働関係、消防の各功労の計21人、危険業務従事者叙勲は消防功労の6人が出席した。知事が一人一人に勲章と勲記を手渡し「第一線で努力を続けてきた皆さんの尽力で今日の地域の発展と安定がある。健康に留意し後進を指導、育成してほしい」と述べた。

 式後の懇談会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となったが、受章者は取材に「名誉ある勲章に改めて身が引き締まる」「家族や仲間の支えに感謝したい」などと話していた。

 県関係の受章は春の叙勲が83人(県内居住63人、県外居住20人)、危険業務従事者叙勲が55人(県内居住41人、県外居住14人)。知事伝達以外は順次、各省庁などで贈られる。

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