ペットボトルを水平リサイクルした飲料 仙台市で販売開始

使用済みのペットボトルをリサイクルしたペットボトルを使用し、仙台市のごみ減量キャラクター、ワケルくんがデザインされた飲料が発売されました。

10日、仙台市役所では郡市長らが出席して販売開始のセレモニーが行われました。

発売されたのはペットボトルの麦茶です。仙台市と、飲料メーカーの伊藤園などが連携して販売するもので、仙台市内で回収された使用済みペットボトルから再び作られたペットボトルが使用されています。

こうした使用済みの製品と同じ種類の製品を作るリサイクルは、水平リサイクルと呼ばれます。

資源を繰り返し使える質の高いリサイクルとされ、仙台市などはこの商品を通してPRしていく方針です。

郡市長「繰り返し何度も使用できるという意味で、大変質の高いリサイクルです。多くの方々に手に取っていただき、ごみ循環・資源循環型の輪を大きく広げていく」

式典の後、仙台市中心部の商店街では、市の職員らがこの商品を無料で配り、リサイクルへの協力を呼びかけました。

市民「温暖化もあるので気になっているので、(分別に)協力して出していきたい」

ワケルくんデザインボトルの麦茶は、市内の自動販売機やスーパーなどで販売されます。

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