東京都「パートナーシップ宣誓制度」 11月の開始目指す

東京都は性的少数者のカップルを公的に認める「東京都パートナーシップ宣誓制度」について、11月をめどに始めることを盛り込んだ具体的な制度案を明らかにしました。

東京都が5月10日に公表した制度の案では、対象者の要件を「少なくとも一方が性的少数者で、お互いを人生のパートナーとして協力し合うことなどを約束した成人のカップル」と規定しています。また、都内に住む人だけでなく、3カ月以内に都内への転入を予定している人も申請できると記しています。

全国で初めてというオンラインでの届け出を原則として、必要書類をデータで送って申請できるようにするということです。さらに証明書についてもスマートフォンで表示できるようにする計画で、東京都はどのようなサービスを提供できるかについては改めて方針を示す考えです。

この案は11月1日からの運用を目指し、6月の都議会に提出されます。

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