【滋賀の働くママを応援】仕事とは「自分を生きる」こと。挑戦し、輝くママの姿を子どもに見せたい 2022年ピースマム6月号

【働くママを応援・ピースマム特集】

パートタイムを継続しつつ

自身の強みを活かし、起業

赤阪 純子さん(あかさか じゅんこ)【9歳・7歳女の子のママ】大洋厨房株式会社、cotomo代表

デザイン系の専門学校を卒業後、グラフィックデザイナーとして5年ほど京都のデザイン事務所に勤務。その後、ワーキングホリデー制度でオーストラリアへ。帰国後に結婚、滋賀に移り住み、専業主婦に。もともとアクティブな純子さん、子どもが3歳、1歳になるころ、自分の時間や社会とのつながりを求め、お仕事探しを開始。滋賀マザーズジョブステーション・草津駅前の紹介を通じ、子育て中の女性に理解のある、大洋厨房株式会社のパート社員に。同社でWEBデザインに挑戦する傍ら2019年に起業、グラフィックデザインやイベント企画を行う
“輝く人を育む場をつくるcotomo(コトモ)”を立ち上げました。

「あるがママfes」ブランチ大津京

純子さんが発起人となり、ママたちと協力して過去4回開催したイベント。店舗や市民団体なども参加し、地域を元気にするフェスに。チラシのデザインも自ら手掛けます。

cotomoで

私の「人生」もデザイン

「もっと、こうなればいいな」と思うことを自分の手でやってみたい。そんなエネルギッシュな純子さんに賛同するママたちが力を合わせ、大きな地域イベントを開催。仕事に家事、子育てと多忙な毎日、時には子どもの予定に合わせられないことも。「ママにとって子どもはかけがえのない存在。でも、“ママ自身の人生を生きる”ことも大切。ママが自分の強みを活かし、試行錯誤しながらも挑戦し、輝いている様子を見せることで、子どもも自分らしさを見つけ、前向きに進んでいけるのではいでしょうか」。

●純子さんのお仕事のビジョンとは

パート業務はリモートで継続しつつ、「コトモでは私の人生を表現したい。デザインを含むお仕事スキルが学べる“ママビズデザインスクール”を新たに開講し、ママたちの一歩を応援したい」。

純子さんが開講する“ママビズデザインスクール”では、ママたちのスキルアップを応援。

プライベート・仕事と家事・育児の両立について

自宅でデザイン制作の仕事をするママの様子を興味深そうに見る娘さんたち。

「子どもには“平均”にとらわれず、自分らしく生きてほしい」。娘さんたちは、個性を活かしイキイキと活動するママの背中を一番近くで見ています。

子どもが小さなころは子育てがワンオペだったことも。夫の剛さんが家事に参加したときは小さなことでも感謝を伝えるようにすると、今では少しずつ協力体制に。

■子育て応援情報誌「ピースマム」2022年6月号掲載

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