“エキニシ” 火災から半年 再開の飲食店も 休業12軒のうち4軒目 広島

広島駅近くの飲食店街「エキニシ」の大規模火災から半年となった10日、火元近くで被災した飲食店が、営業を再開しました。

RCC

10日夜、営業を再開した「広島 赤焼 えん」です。店にはお祝いの花などが届けられ、さっそく常連客が再開を喜んでいました。

RCC

去年11月の火災では、飲食店や住宅など27棟が焼けました。

RCC

消防によりますと、火元の住宅の家電製品から出火した可能性が高いとみていますが、特定には至っておらず、消防と警察が引き続き調べています。

RCC

火災による被害で休業した飲食店12軒のうち、「広島 赤焼 えん」は4軒目の営業再開です。2階と3階部分が激しく燃え、営業再開までに半年を要しました。

RCC

常連客
「もう11月10日の火事の直後なんか、この日が来るなんて想像できない感じでしたから。それほど、ひどかった。本当にオープンできてよかった」

RCC

広島 赤焼 えん 駅西本店 伊藤勝店長
「みなさんによくがんばってね、がんばろうねと。お祝いをしてもらって感謝の気持ちしかない。ここまで広島 赤焼き えんという店が愛してもらっていると、つくづく感じる一日」

RCC

自治会の会長もお祝いに駆けつけました。

RCC

駅西商業センター自治会 佐久間敬会長
「長かったようで短かったようで、たいへんな半年だった。(営業再開していない店が)まだ半分あるので、全力でやっていきたい」

© 株式会社中国放送