第21回 聞き書き甲子園 参加高校生を募集

~名人に会い、森・川・海の暮らしを未来に繋ぐのはきみたちだ~

2022/5/10
NPO法人共存の森ネットワーク

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第21回「聞き書き甲子園」の開催にあたり、参加する高校生の募集を開始します。高校生は、全国14地域の森・川・海の「名人」96名に一対一で「聞き書き」します。

「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が森・川・海の「名人」を訪ね、その知恵や技(わざ)、心を「聞き書き」し、記録、発信する活動です。
平成14年度に始まった同甲子園には、延べ約1900人の高校生が参加しました。
令和元年度からは、名人の推薦と高校生の受け入れに協力する市町村(地域)を全国から公募し、農山漁村地域と高校生をつなぐ活動を展開しています。
本年度は、全国14地域の林業家、木工職人、漁師など自然と関わる職種の名人を訪ね、一対一で「聞き書き」する全国の高校生96名を募集します。

[募集内容]
■参加対象:高校生 ■募集人数:96名 ■参加費:無料
■応募締切:6月23日(木)必着
■応募書類: ①申込用紙 ②応募動機をまとめた作文(400字程度)
https://www.kikigaki.net/entryから応募や参加申込書のダウンロードが可能です。
■応募方法: Webサイトの応募フォームから応募、もしくは上記書類を郵送
■取材先(14地域)
栃木県那珂川町/山梨県小菅村/石川県能登町/富山県南砺市/静岡県川根本町/岐阜県みのかも定住自立圏(美濃加茂市、川辺町、白川町、東白川町) /三重県鳥羽市/福井県美浜・若狭町/京都府京丹後市/兵庫県養父市/岡山県真庭市(勝山・美甘地域) /徳島県にし阿波地域(美馬市、三好市、つるぎ町、東みよし町) /山口県山口市(徳地地域) /熊本県八代市

主催:聞き書き甲子園実行委員会
(農林水産省/文部科学省/環境省/公益社団法人国土緑化推進機構/NPO法人共存の森ネットワーク)
後援:総務省/全国知事会/全国市長会/全国町村会/全国山村振興連盟/一般社団法人全国過疎地域連盟/NPO法人「日本で最も美しい村」連合
※同事業は(株)ファミリーマートの募金協力、企業寄付と、複数の企業・団体の協力支援により実施しています。

「聞き書き甲子園」とは

「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が森・川・海の「名人」を訪ね、その知恵や技、心を「聞き書き」する活動です。
名人の推薦と高校生の受入れに協力する地域(市町村)を毎年公募し、各地域が推薦する複数名の名人を、高校生は一対一で訪問し、「聞き書き」します。
第21回開催にあたる本年度は、全国14地域の森・川・海の「名人」を取材する高校生96名を募集します。

「聞き書き」とは

「聞き書き」の基本は、一対一のコミュニケーションです。高校生は、名人との対話をすべて録音し、その言葉を一言一句書き起こし、名人の言葉だけを使って、その語り口を活かした作品をまとめていきます。
高校生は、聞き書きを通して、名人の生きざま(人生)を受け止めます。「森が泣いている」「村が寂しくなった」と語る名人の思いに少しでも応えたいと、里山里海の保全や地域活性化などに取り組む卒業生の活動も生まれました。
聞き書きは、祖父母の世代から孫の世代へと、生きる知恵や心をつなぐ活動です。キャリア教育やESD(持続可能な開発のための教育)の事例としても高く評価されています。

連携する協力市町村(地域)について

昨年度行った第21回「聞き書き甲子園」協力市町村(地域)の公募により、14の市町村(地域)と連携し、実施することが決定しました。各市町村(地域)からは、6~8名の森・川・海の「名人」を推薦いただきました。計96名の「名人」のご協力により、同数の高校生が「聞き書き」を行います。

実施概要

■スケジュール
・2022年7月下旬:参加者の決定
・8月10(水)~13日(土):事前研修の実施(東京)
・8月下旬~11月下旬:聞き書き取材(原則として2回)
・2023年3月下旬:フォーラム(成果発表会)開催予定

■表彰
優秀作品には、農林水産大臣賞、文部科学大臣賞、環境大臣賞、林野庁長官賞、ファミリーマート特別賞等が授与されます。

■協賛・協力・助成
(募金協力・企業寄付) 株式会社ファミリーマート
(協賛・協力) 一般財団法人環境文化創造研究所/公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会/富士フイルムホールディングス株式会社/株式会社長塚電話工業所/株式会社トンボ/京王電鉄株式会社/株式会社ティムコ/公益財団法人SOMPO環境財団/株式会社ベネッセコーポレーション
(助成)日本財団

■詳細については、公式サイトをご覧ください。 https://www.kikigaki.net